2021.8.6
障害児・医療的ケア児が楽しめる「インクルーシブひろば ベル」ってどんなところ?遊びに行ってきたよ!
2021年7月より現地オープンした、品川区の「インクルーシブひろば ベル」。障害の有無に関わらず親子が交流・相談出来るひろばを目指しています。
今回は、医療的ケアが必要なお子さんを子育て中の「ゆきみさん」に、できたてほやほやの施設の体験レポートを寄稿いただきました!遊びにいらっしゃる際の参考にしていただければ嬉しいです。
こんにちは!私は医療的ケア児の子育てに奮闘中のゆきみです。今回は、先日品川区にオープンした「インクルーシブひろば ベル」(以下、ベル)に息子とお邪魔してきたときの様子をご紹介します!たくさんのおもちゃに囲まれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
「ベルってどんなところだろう?」「障害がある子も楽しく遊べるのかな?」と疑問に思われている方の参考になると嬉しいです。
ベルとは
ベルは、障害の有無に関係なく、誰もが自由に遊びを楽しみながら多様な人と関わることができ、お互いに理解を深められることを目的としたひろばです。
障害児親子の仲間づくりや、インクルーシブな地域交流のできる場となることを目指しています。
※ベルの各スペースの詳細はこちらの記事でご紹介しています。
ベルに到着!
最寄りの「中延駅」から徒歩4分、大通りから少し入った閑静な住宅街の一角に、ベルはあります。紫色の文字とかわいいベルのマークの看板が目印となり、迷わず発見!
入り口はもちろん、室内も全面バリアフリーになっているのでバギーでも安心です。
インターホンを押すと、スタッフさんが笑顔でお出迎えしてくれました。
中に入って靴を脱いだら、手を洗うのが大好きな息子は目の前にある水道に一直線!真っ先に手を洗っていました。
交流スペース「にじ」でいっぱい遊ぼう!
「にじ」には、音が鳴ったりくるくる動いたりする楽しいおもちゃや絵本がたくさん!息子はすぐにお気に入りのおもちゃを見つけて集中して遊んでいました。また、クッション材の床やマットが丁度いい硬さで気持ちよかったようで、立ったり座ったり寝転んだり、色んな体勢でリラックスしていました♪
初めて見るおもちゃの動きに興味津々!
手すり付きで使いやすい子ども用のトイレもあり、絶賛トイレトレーニング中の息子にピッタリでした!
食事・休憩スペース「フィーカ」でひと休み
たくさん遊んだ後は「フィーカ」に移動して水分補給を。電子レンジや冷蔵庫などが完備されていて、お家から持ってきたお弁当やおやつを食べることができます。天井には注入ボトルを引っ掛けるためのフックがついており、ミルクや栄養剤の注入がし易いよう配慮されています。
様々な種類の座位保持椅子もあるので、どんなお子さんでも楽な姿勢でお食事を楽しめそうですね!また、各部屋にあるコンセントは、医ケアのために自由に使ってOKだそう。
外出先で電源の確保に困ることも多いので、助かりますね。
癒やしの空間 スヌーズレンルーム「そら」
最後に「そら」でスヌーズレンを初体験!薄暗いお部屋で初めはおっかなびっくりな息子でしたが、慣れてくると、ゆらゆらキラキラした水の動きに夢中になり、真剣な表情で見入っていました。
たくさんの刺激を受けながら楽しく遊び、あっという間に2時間以上が経っていました。
障害がある子もない子も安心して一緒に遊べる空間は、まだなかなかありません。きょうだいやお友達とも楽しめる貴重な場所だと思いました。わたしもまた遊びに伺いたいです!
みなさんのお越しをお待ちしています!
いかがでしたか?まだまだ生まれたてのベル、みなさんの意見もいただきながら、より楽しく、安心して遊べる環境を整えていきたいと思っています。ぜひ、一度遊びにきてくださいね!
※はじめてベルをご利用いただく際には、ホームページから事前登録が必要です。
下記フォームより利用登録をお願いいたします!