2021.6.24
障害の有無に関わらず親子が交流・相談できる「インクルーシブひろば ベル」 交流スペース開放スタート
障害児保育・支援領域で様々な事業や提言活動を展開する認定NPO法人フローレンスは、2021年4月より品川区から委託を受け、障害や医療的ケアの有無に関わらず地域の親子が利用・交流できる「インクルーシブひろば ベル」をオープンしています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、これまでオンライン相談「しゃベルの部屋」のみを運営していましたが、2021年7月1日(木)からは交流スペースを一般開放し、さらなる交流・相談の活性化をはかります。
※スヌーズレンとは
心身ともにリラックスできる環境に身を置くことで、障害の有無にかかわらずお子さんと親御さんの最も自然で本能的な感覚を呼び起こす活動を指します。「インクルーシブひろば ベル」では、障害のあるお子さんがリラックスして周囲の音や光などの刺激に気づいたり、受け入れたり、探索したりしやすいように環境を整備しています。
7月1日より交流スペース一般開放 「スヌーズレン」を体験できるルームも
交流スペース「にじ」
絵本や感覚を刺激するおもちゃ、電子オルガンなどを常設しています。座位保持椅子や足こぎ車椅子「COGY(コギー)」、お子さんが寝転ぶためのエアレックスマットも貸し出しており、お子さんの発達の状況にあわせて自分らしく過ごしていただけます。
スヌーズレンルーム「そら」
「にじ」の部屋の奥には、スヌーズレンが体験できるルーム「そら」があり、視覚、聴覚、触覚などを心地よく刺激する設備を備えています。ゆったりとした音楽や自然音に包まれながら、マットやクッションに身をゆだね、お子さんも親御さんも自分らしい時間を過ごしていただけます。
食事・休憩スペース「フィーカ」
座位保持椅子や冷蔵庫、電子レンジ、シンクが完備されており、きょうだいやご友人と食事を楽しんでいただけます。
相談ルーム
医療的ケア児コーディネーター、看護師、保育士、児童指導員などの資格を持つスタッフに育児や福祉制度について気軽に話せる相談ルームを併設しています。もちろん、雑談だけでも大歓迎です。
※ホームページから事前予約が必要です。